賃貸の保証人について

賃貸の契約をする時、必ず保証人が必要になります。保証人というのは、保証債務を負う人のことです。それはどういうことかというと、契約者が、部屋の設備を壊したり、家賃滞納など、何かしらの問題を起こした時に、それに対して責任を持つということです。例えば、契約者がお風呂の換気扇を壊してしまい、弁償できなければ、保証人が弁償しなければなりませんし、契約者が家賃を払えなくなった場合は、保証人が払わなければなりません。

このように、万が一、何かあった時の保証の為に、賃貸契約をする際は、保証人が必要になります。そして、不動産賃貸の契約で必要とされる保証人は、連帯保証人というものです。保証人には、それぞれの責任の重さによって、種類があります。保証人と連帯保証人の他には根保証人、物上保証人と、全部で4種類になります。

連帯保証人になると、その責任は重いです。契約者が、何かしらの問題を起こした場合、連帯保証人は、契約者と全く同じ責任を負わなければいけません。連帯保証人になってもらうのは、親か兄弟が一般的です。かなり重い責任となるので、友人や知人といった間柄ではやめておくべきです。

連帯保証人になるには、その家賃を払えるだけの収入がなくてはなりません。必要な書類は、連帯保証人承諾書と収入証明と印鑑証明の三点です。保証人が立てられない場合は、保証会社というものがあります。最近では保証会社を取り入れている不動産屋は多いです。

なのでその場合だと、保証人がいなくても、契約を結ぶことができます。連帯保証人の責任は重いので、賃貸を探す時は、あらかじめ誰に頼むのか準備をしておくことをおすすめします。

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